フルマラソンを連戦したあたりは、さすがに痩せた。さすがの私でも。
比較的見た目もちょいスマートになって、喜んでいたのもつかの間、1週間後に体重計に乗ると東京マラソンを走る前まで体重が増えていた。
というか元に戻っていた。
思う存分ランニングを休み、思う存分ご飯とお酒を堪能したつけが回ってきたのだろう…。
もう身体は毎日10~20kmくらい走らないと体型が維持できなくなっているらしい。痩せるためには毎週フルマラソンを走らないとだめらしいですわ。
さて、私のように3月になりシーズンオフをむかえるランナーも多いと思います。
来シーズンに良い結果を出すための、オフシーズンの過ごし方についてお伝えしたいと思います。
マラソンのシーズンオフって重要?
まずそもそも、マラソンのシーズンオフが重要かどうかについて。
これはまさに人それぞれの考え方が存在するテーマです。
『オフシーズンなんてない!ガンガンやるぜ!』というタイプもいれば、『心も身体も疲れたからしばらくは休む』というタイプもいて、実にさまざまです。
身体や心と相談しながら、自分に合うやり方を取り入れてみましょう。
中学高校時代に陸上部に所属していた時も「トラックシーズン」と「駅伝シーズン」の切り替わりの間の1週間はジョギングやバスケットボールなどで気持ちを切り替える期間が設けられていました。
1週間のリフレッシュ期間を経て、気持ちよく駅伝シーズンに移行できていたと感じます。青春だったなあ~~
次の段階にギアを入れるために、シーズンオフの期間を設けることはおすすめです。
シーズンオフ(リフレッシュ)期間のイメージ
あくまで個人の見解になりますが、シーズンオフ(リフレッシュ期間)の期間は気持ちと身体がしっかりときりかえられる程度に個々人で設定しましょう。
「2,3週間」など期間で区切ったり、「3月いっぱい」と目安で区切ってみても良いでしょう。
マラソンのシーズンオフにしておきたいこと8つ
春だしマラソンシーズンも終わったし…と、気持ちがすっかり腑抜けの殻になってしまっては意味がありません。
マラソンのシーズンオフにしておきたいことをご紹介します。
①しっかりと休養すること
マラソンシーズンは、レースに合わせて調子を整えたり、走り込みをしたりと想像以上に、心も身体も消耗しています。
新しいスタートをきるためにも、まずはしっかりと休養して休むことが大切です。
怪我をしている人はこの期間で治療に専念することもおすすめです。
気持ちよく次へのスタートが切れるようにしましょう。
②基礎トレを取り入れる
今までどうしても走り込みにばかり専念してしまっていた人は、ベースとなる体幹トレーニングや、筋トレなどのベースとなる練習を普段のトレーニングに入れてみても良いでしょう。
例えば、普段約90分のランニングトレーニングをしていた人はそのうちの30分を基礎トレに当ててみるなど。
気候も温かくなってきたので、ランニング前後でも基礎トレがしやすくなってきました!
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③ランニングの本を読み漁ってみる
ランニングにおける技術や考え方は意外とランニング関連の本から吸収できるものも多くあります。
オフシーズンの期間に新しい情報をインプットし、自分の走りにアウトプットするやり方を実践してみることをおすすめします。
大会も特になく、焦りの少ない期間だからこそ腰を据えて読書により専念できるでしょう。
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④ロングジョグで気分転換
いつもはペース走やインターバルで走っているコースを、気分転換としてロングジョグで走ってみることもおすすめです。
普段は気づかないような新しい発見があるかもしれません。
気持ちがリフレッシュできるくらいのペースで、気持ちの赴くままにジョギングをしてみてはいかがでしょうか。
⑤草レースに参加してみる
どうも気持ちが切れてしまうことに不安を感じる人は、大規模ではないローカルな大会に参加してみても良いでしょう。
素直に現状の実力を確かめられるだけではなく、気負わない状態でのレースで純粋に走ることの楽しさを実感できます。
春から秋にかけてはリレーマラソンも多く開催されるので、仲間たちと誘い合って参加してみることもおすすめです。
⑥出場したレースの振り返りをする
大会出場後に都度振り返りをする人も多いですが、シーズン終了後にまとめて出場したレースを振り返ってみると新たな発見ができるかもしれません。
どういうレースがうまくいったのか、どういうレースがうまくいかなかったのか、自分の強みや弱みは何なのか…。
ひと通りのレースを終えてみて見えてくるものもあります。
次のシーズンにつながる新たな発見も期待ができるかも…!
⑦旅ランをしてみる
普段はガツガツと練習をしている人も、シーズンオフは気持ちも穏やかに出先でランニングを取り入れてみることをおすすめします。
旅行先や出張先、帰省のタイミングでランニングをすることで日頃の疲れも癒されるはずです。
普段走らない土地を走ってみることは、新しいランニングの楽しみ方を知るきっかけにもなります。
⑧次のシーズンのビジョンを描く
年間を通して、次のシーズンでどういう走りをするのか、達成したい目標を描いてみましょう。
タイムに拘っても、月間走行距離に拘っても、●回フルマラソンを走る、など数値を設定する、でも良いと思います。
次のシーズンに入る前のタイミングで、実現したい目標を明確化することでより練習にも身が入ってくるはずです。
「マラソンにシーズンオフなんてない!」という声も
トラックシーズンに即効で移行し、切り替えてスピードを磨く人も多くいます。
「マラソンシーズンにオフなんてない!」という声があってもよいと思います。
それぞれが目的をどこに置くのかによって、判断は変わってきます。
『シーズンオフの意義=継続をしていくこと』
地道なトレーニングを重ねることはやりがいもありますがどこかで気持ちが切れてしまうこともあり得ます。
気持ちを切らさずに走り続けるための工夫は、長く元気に走り続ける市民ランナーにとっては必須です。
そしてシーズンオフ期間に最も注意したいこと…
\\太りすぎに注意//
復帰が苦にならない程度に適度にリフレッシュをして、新たなシーズンへ向けてスタートの準備を整えましょう!