雑記✑

妊娠中ランナーの妊娠初期の過ごし方【備忘録】

5月頃まで月間400㎞近く走っていた私ですが、現在妊娠が発覚しランニングは一時お休み中です。
体調も落ち着きつつあるので、備忘録的にマタニティ記録をブログに残そうと思いました。

そして知った。ママさんランナーや妊娠したランナーさんが世の中にこんなにも多いということを!!
すごい!つわりですでにメンタルぼろぼろなのに、こんなに乗り越えた先人たちがいるなんて!

私も少しでも悩める誰かの役に立ちたいな、なんて思います。(いつかはウォーキングやトレーニングのことも紹介していきたいな)

妊娠の発覚

とにかく体調が悪かった。

この頃の私はというと、貧血っぽいし肋間神経痛ってやつになるし、復活したと思って走ったリレーマラソンでは骨盤が抜けるアクシデントつづき。

ちょっと早めに厄年が来たのかと思い、豊川稲荷でお札を買ったりしていたあの頃

競技生活は長いので、走ること以外にも目を向けて色々改善しないとな、と、骨盤矯正とか、パーソナルジムの体験とかにも行ったりした。

もともと生理不順のため、生理が遅れることは茶飯事だから今回も気にせず。

ある日、歯がボロボロ抜ける実にリアルな夢を見たことをきっかけに「やばい病気なのでは」と不安になった。

スマホのAI診察をやってみると『妊娠の可能性あり!!』と出て、まさかねとは思いながら少しばかり心あたりのあった自分がいる。夜の11時、ドラッグストアにアイスを買いに行くついでに検査薬を購入した。

次回も使えるだろうと、検査薬3本入りの一番安いはじめて聞くようなメーカーのやつを購入。

ここ30年近く清純派女子を貫いてきたので、こんなアイテムを買うのも使うのも実に初めてだったし緊張した。
そもそもそんなに尿意を示さないタイプなので、検査をするのは深夜1時前に。

トイレって、トイレを目の前にすると極限に行きたい気持ちになるんだけどあれはなんなんだろう

 

 

 

・・・くっきりしっかり濃い色でピンクの線が出た。陽性だった

 

 

 

リビングの夫に「なんか、陽性なんだけど…」と言うと「マジ…?」と、いい年の新婚夫婦では見られないような反応になってしまった。

その夜は、色んな不安や自信の無さが押し寄せてきて、次の日出張で朝も早いのに、一睡もできなかった。

病院へ

検査薬で陽性が出た二日後、病院に行った。

こんなにソワソワする病院は、「次回は神経抜きますからね」と事前に予告された状態で行く歯医者くらい久々だった。

調べると、小さい命がしっかりと写真に写っていて、5,6週というところ。

急に愛おしく思えてきて、ここ数日抱えていた不安が喜びに!もちろん、今でも不安で時に押しつぶされそうになるけど。

子供好きの夫が喜んでくれたのが何よりも嬉しかった。

そこからは結婚式参列のための帰省など、イベントが盛りだくさんだったこともあり、各地をブンブン飛び回っていた。

シラフだけどしっかり深夜まで遊んだ

アホみたいに飲みのアポを入れまくっていたが、お酒はもちろん我慢した(アル中なのか飲みたくて手が震えた)。

この時(6週目ごろ)まではつわりは無いけど、疲れやすさはピカイチ!常に息切れとふらつきが・・本当にマラソンやっていたの?

さすがに、この頃は初期の流産の心配もあったのでランニングはせず、ゆったりと過ごしていました。



つわりは突然に


帰省から帰る新幹線、斜め前の中国人観光客がエビチリを食べていたからなのか、突然気持ち悪くなった。

その日も友達と会う予定をしていたけど急遽キャンセルに……完全にダウンした。

ひどい頭痛と肩こりからはじまり、その日以降は毎日四六時中二日酔いをしてる感覚。

吐くまではいかないが何も食事を欲しないくせ、お腹がすくと気持ちが悪くなる。そして何かを食べるとまた気持ちが悪くなる。

常に無気力で、ソファとベッドを往復する毎日で、全く走ってないのに3週間で4k近く痩せた。走っても走っても痩せなかったあの時の自分に自慢してやりたい。

マクドナルドやたこ焼き、サラダ巻きは食べられて、アイスと梅は常に常備ししこたま食べた。

サラダ巻き(と、ドラえもんチョコ)には非常に助けられました

急にスウンドゥブが食べたくなって久々に出前館を楽しんだ後、めっちゃ下したりした。

毎日「妊娠〇週 つわり しんどい」「つわり ピーク」と検索しては、「うんうん、みんなつらいんだよな。うんうん」と耐え忍ぶ。

グルメ系やお出かけ系の取材案件が多かった分、仕事は泣く泣く断ることも多く。

「復帰したら絶対連絡ください!待っています!」「体調に合わせてできる案件もあると思うので問題ないですよ」と言って下さる取引先も多くて、心から泣いた。

できる仕事はなるべく不調なことは伝えずに必死にこなす。休んだらその分お金が入ってこないフリーランスは、ここの面は辛いなと感じた。

8週目の検診へ

病院の検診はいつもドキドキする。

初期の12週目までの流産が一番多く、その割合は流産全体の割合の中で大半を占めることを知り、「動いていなかったらどうしよう」という気持ちで毎回不安になる。
そんな不安もあってなかなか人に伝えることも相談することもできなかった。

「めっちゃ元気ですね!」次の検診で出産予定日を決めましょうと言われた8週目。

初めて心臓の音を聞くことができ、私の心臓なんかよりめっちゃ力強く「ドグン、ドグン」と波打っていて今でも耳に残っている。さすが(夫も私もランナーである)我らの子!

その日は嬉しさもあり1日つわりを忘れて過ごせた。ご飯もしっかり食べることができた。

つづく▶▶▶備忘録もつわりもまだまだ続きます