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【悲報】ランニングのし過ぎは性力(性欲)低下を引き起こすらしいぞ!

昨年人生ではじめて貧血になった時、立ち眩み、息切れ、食欲増加、そして生理が止まった。

界隈には「妊娠では」とつっこまれたのだけれど、正直、

「あれ…そういえばほとんどそういう事に及んでいない。むしろ…性欲がないぞ…!」

そんなことは言えようもなく、出かけた言葉をグッと飲み込み“想像妊娠”と思い込んでいたことは記憶に新しい。

確かにこの頃、時間もあったので数カ月に及び月間走行距離は400㎞を超えていた。

今思えばそりゃ~貧血にもなろうに、というところだが、

月間走行距離が延びるに比例して性欲が減退した、ような気がする。

もしそれが本当だとしたら、むしろそっちの方が深刻なのではないか。

今日はそんな興味深い謎を解明してみた。

【結論】ランニングしすぎると性力(性欲)が減退する!

結論から述べると、ランニングのし過ぎは性欲の減退を引き起こすという研究結果が出ています。

過剰な運動は「低テストステロン」を引き起こすとのこと。

テストステロンとは…?

男性ホルモンの一種で筋肉の発達、骨格の増強を促す役割があり、また、性欲や勃起力向上にも大きく影響するホルモンのこと。

ちなみに、男性のテストステロンの分泌量は20代をピークに下降するらしい。

高強度のランニングをすることで、疲労した筋肉や血管のリカバリーなどに使うためのテストステロンの生産が間に合わず、結果低テストステロンを引き起こしてしまいます。

精神面にも関わっており、気持ちが沈みがちになってしまうことも…。

テストステロンが下がることで、脳血管疾患、心筋梗塞、がんなど、命にかかわる病気のリスクも高くなるとも言われているので怖いですね。

ランナーの皆さん!走りすぎによる極度の疲労は思いがけないダメージを呼んでいるらしいですよ!

ランニングと低テストステロン 実際の研究結果

よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長の奥井伸雄氏は以下のような研究結果を公表しています。

【研 究】

医療班として参加したスポーツ大会でトラブルを起こして外来受診を促した参加者のうち、同クリニックを受診した40歳代、50歳代の60例について、テストステロンなどを調べた。そして、過去3カ月間にスポーツ大会でケガをしていない健常者(20例)及び同クリニックに通院中のLOH症候群の患者(10例)と比較した。

その結果、1カ月当たりの走行距離は、ケガの経験がない正常群で150±32km、LOH群で46±11kmであるのに対し、大会でトラブルを起こした群では250±51kmと有意に多かった。またトラブルを起こした群は、LOH症候群で治療を受けている患者よりも総テストステロンが低くなっていた。

※男性ホルモン(テストステロン)の部分的欠乏によって起こる 症候群

(参考:http://healthpress.jp/2017/11/post-3332.html

ランニングをしながらテストステロンを維持 理想的な距離は?

研究結果からは、「月間走行距離が100~120km程度」の人が、男女とも最もテストステロン値が高いことが解明されています。

そして、「月間走行距離が200kmを超える」とテストステロン値が急に下がることも確認できているのです。

(参考:https://www.mens-health.jp/751

月間200㎞はランナーにとってはそんなに大した距離ではないし、正直ボーっと走っていても超えてしまう距離に思う人も多いはず。

しかし、よくよく自覚してみると、月間200km以上のランニングをしたことで倦怠感や不眠などの自覚症状を感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

これはすでに低テストステロンに陥っている可能性が高いのです。

ランナーが低テストステロンを回避するための対処法とは?

この記事を読んでギョッとしているランナーもきっといますよね。

なぜなら、毎日走ると換算しても1日4㎞ほどしか走れない!…これは由々しき事態です。

ランニングをしながらテストステロンを維持するためにはどうしたらいいのでしょうか。

早いペースで距離や時間を短く走る

疲労を加えすぎることは結局同じようなことではありますが、距離による足や体の負担を軽減させるためにも、スピードを上げて距離や時間を短めに走るという手法があります。

効率よく筋力を鍛えるためには坂ダッシュをするなども効果的です。

ランニングではなくストレッチや筋トレをする

トレーニングにランを取り入れるのではなく、けが予防のために時間をかけてストレッチを取り入れたり、体幹トレーニングなどの筋トレを取り入れて身体を鍛える方法があります。

自分の身体を労わりながらテストステロンを維持するやり方があることも頭に入れておきましょう。

食事やサプリでテストステロンの増加を意識

テストステロンは食事やサプリで維持することもできます。特に取り入れたいのが、

  • 亜鉛
  • 必須アミノ酸
  • セレン
  • 硫化アリル

などで、意識して摂取することでテストステロン維持のための多少のアシストもできるはずです。

料理では、亜鉛やアミノ酸が豊富なレバーと、硫化アリルが多く含まれるニラを調理するレバニラがおすすめ!

疲労回復できるサプリメントなどを取り入れることも効果的です。

誉め言葉効果でテストステロンも増加?!

テストステロンの別名は「勝利のホルモン」と言われています。

例えば、賭け事に勝ったり、仕事で成功したりした時に脳から出る神経伝達物質はドーパミンと呼ばれており、その分泌を促すのがテストステロン。

勝つこともそうだが、そんなに毎日勝てる出来事ばかりとは限らないですよね。

褒められることでもテストステロン値は簡単にアップするので、積極的に褒められましょう。

テストステロンは女性にも分泌されている!

では女性はどうなのか。なかなか女性に特化した研究結果などは得られませんでした。

しかし、このテストステロンは筋肉量と強度の維持や造血するためにも男女関係なく分泌されている重要なホルモンであり、女性の場合はテストステロンは卵巣と副腎で作られているそうです。

女性はまあ大丈夫か、と思っていたけれどそんなこともないらしい。

女性ランナーのみなさん!安心できませんよー!!

適度なランニングには性欲増強作用も!

適度のランニングには性欲増強作用もあるので、程よいランニングはプラスに働きます。

昔、友人のA子ちゃんが恥ずかしそうに「やっぱりあれだよね…ランナーって性欲強いんでしょ?」と聞いてきた時のあの真剣なまなざしが脳裏によみがえる。

A子ちゃんはこの予備知識を幼いながらに持っていたのか…!

「長い時間のランニング」「強度の高いトレーニング」は、身体に思わぬ負担を与えています。

休息も大事なトレーニングの一環です。長く元気に健康に走り続けるためには、休息もしっかりと取るように心がけましょう。