日中は暑くてなかなか距離が踏めない…。
とはいえ平日は働いている関係上で、夜に走れる距離も知れているし…。
そこで私は今日から連休がはじまるということで(セミ)夜通しランにチャレンジしてみました!
メリットは大きく3つ!
- 夜の涼しい時間帯を利用して夏になかなかできない長い時間走る練習を!
- 夏季には不足しがちな脚づくり
- ひとりで走り続けることによるメンタル強化
以下では私が実際に走ってみた体験記をご紹介します。
夜中の26時スタート!【押上駅~蘇我駅までの旅】
開始は夜中の2時。開始前に3時間弱の仮眠をとってスタート!
夕食は20時前には済ませていたので、ちゃんと消化されて問題なくスタートできました。
夜間の気温は25,26度ほどで日中と比べるととても涼しく、とは言っても長い旅になるのでペースを上げ過ぎないように気を付けて走りました。
気分を上げるために片耳イヤフォンで音楽を聴きながら♪
とはいえ、夜間や明け方は特に危険なドライバーも多いので交通安全には十分注意をしていました。(※目立つように全身蛍光色のウェアで走りました)
東京都心を離れるにつれて迷子になりがちに…道はこまめにチェックすべし!
荒川をちょっと超えたあたりはよくランニングをするので問題なく走ることができたのですが、都心から離れれば離れるほど「あれ?合ってる…?」という状況に。
所々立ち止まりMAPを確認しながら走りました。一回止まると足がしんどいんだよな…。
特に江戸川は渡れると思った箇所が複数箇所渡れず、行ったり来たりでかなりロスタイムをしてしまったり…。
始めての場所は仕方がないですが、事前に道をきちんと把握しておいた方が良いかも!
涼しくても水分補給はこまめに
気温は涼しくても、やはり発汗量ははんぱない…。
凍らせたお茶と、スポーツドリンクをもって走っていましたが、4,5kmごとに意識して水分補給を行っていました。
こまめな水分補給をすることで、体温の調整が上手くできるのでバテにくく走ることができるのです。
小銭もたくさん持っていたので、無くなりかけたら自動販売機やコンビニで購入をして、ゴールまでのトータルで500mlのボトルを4本も消費しました!
脱水症状でリタイアすることなくて良かったです。
おすすめのドリンクはこれ!
おすすめのドリンクはサントリーから発売されている「梅ソルティ」です。熱中症対策として“梅”を意識的に摂っているというお客様の声を元に開発された商品です。
天然水でおなじみの「サントリー天然水」に、国産南高梅果汁、梅エキス、海塩などを加えた、梅の味わいとほどよい塩味がすっきりと楽しめ美味しく塩分を摂取できます。
コンビニはもちろん、自動販売機などでも販売していることが多いのでランニングの時にはぜひチェックしてみてください。
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朝5時には既にお日様が…目当ての美浜大橋(千葉県)に到着
走り始めて3時間、30kmほど走ったところで目当てにしていた美浜大橋に到着!
朝日に照らされた綺麗な海辺を見ることができて、自然とランニングのペースもアップしました。
朝早いのに多くのランナーや釣り人がいました。朝5時なのにもう既に日が昇りはじめて、心なしか気温が上がってきたことも実感。
元旦に夜通しランをした時には、6時半ごろになるまでは暗かったので、ここは計算ミスに…。暑くなる前に行けるところまで進もうと、ここからは無心に黙々と走り始めました。
30kmを越えるとやっぱり足がきつい!
フルマラソンでも感じる30kmの壁はトレーニングでも実感することが多いです。今回もやっぱり30kmを過ぎるとどうしようもなく全身に疲れを感じ始めました。
時間走や距離走も30km以上をこなす練習をするべきだと、改めて実感することができました。
ここからがまさにメンタルの戦い!
止まりながらも、とにかく前進することを意識に走り続けました。
ちなみに今回は特にゴールを決めておらず、『最低42kmで日が昇るまで走る』と何となくでスタートをしていました。
これもミスだったなと…。やはりきちんと目的地を設定した方が気持ち的にも前向きに走ることができると思いました。
蘇我駅にて終了。合計43km
日が昇ってきた7時前に蘇我駅(千葉県)で終了!
走行距離は道に迷った分も含めて43km。最低目標ラインは達成することができました。本当はもっと走る予定だったのですが、思ったよりも疲労が来ていて断念しました。
夏場にはなかなかこなせない長距離のランニングもでき、夏の醍醐味である朝の海も見ることができ大満足!
収穫のある練習になったかと思います。
でもやはり、メンタル的にはとてもきつくひとりで夜間に黙々走り続けることは、それなりに覚悟がないとできないと感じました。
練習としては今後も取り入れたいですが…次回の予定はもう少し間をあけようかと思ってしまうそんな練習でした。
【まとめ】今回の夜通しランで感じたこと
今回の夜通しランで知ることができたことはいくつもありました。
- 事前に迷わないように道は把握しておく
- 日の出の時間は把握しておき、逆算してスタート時間を設定する
- スタートとゴールは無理のない範囲で明確に設定
通常の練習であれば、自分のコンディションのみを意識していればいいものですが、夜通しランは長旅になり何が起こるか分からないので、事前に環境状況なども把握しておく必要があります。
ゴールもきちんと設定することで、より負荷をかけた良い練習に繋がっていたかもしれません。
自分一人で追い込む練習だからこそ、しっかりと決める部分は決めたいところ。
夜通しランは安全に気を付けて是非トライ!
今回実際に試してみて、身体へのダメージもかなりありました。特にあまりランニングに慣れていない人は無理をせず実践をしてみてください。
夜通しランの怖いところは、リタイアしても時間によっては公共交通手段が止まっているところ…。
自分の体調とも相談してスタート時間や距離を設定しましょう。
夏場の脚づくりにも夜間のランニングはおすすめです。交通安全には十分に注意して、ぜひ実践をしてみてください。