ダイエット

夏の方が痩せるは大間違い?!夏にランニングでダイエットする方法とは

本格的な夏が到来してきました。ちょっと外に出るだけでも、滝のように汗が出るので外出はもちろん、ランニングなどの運動をすることさえ億劫な季節がやってきましたね。

夏は暑いので、消費カロリーも高く痩せやすいと思っている人は多くいるかと思います。実は、それは大きな間違いなのです…。

ここでは、夏に少しでも効果的にダイエットをするための方法を伝授します!

痩せやすいのは実は夏よりも冬!

多く汗をかき、動かなくても身体が火照る夏場は、ダイエットには最適なのではないかと思われがちです。しかし、実際にダイエットに適しているのは冬なのです。

冬は外気も冷え、身体も冷えるため身体を温めるためにエネルギーを消費するため、多くのカロリーを消費します。さらに、何枚も服をかさねて着る機会が増える分「重さ」という負荷から消費カロリーが少し増えるとも言われています。

冬の方がお腹がすく現象も、この原理にもとづいていると言えます。

夏のダイエットで大幅減は脱水によるもの

夏場にランニングなどの運動をすると、1回の運動でもかなり体重が減るといった現象が起こりやすいです。その変化に一喜一憂するのは危険!

なぜなら、その体重の変化は単に体内の水分が減ったためだからです。夏場は、体温の調整のためにかなり多くの汗をかきます。そこで放出された水分により体重が大きく変化しているのです。

人間の成人の場合だと、総体内水分量は体重の約60%とも言われているので、この理論には納得できますね。

夏バテで体重が減ることはある

水分によるもの以外でも、夏場は夏バテを引き起こしやすく、運動後に食欲不振に陥ることもあります。その場合、無理してでも食事をとるべきですが、それが難しい場合には体重は減っていきます。

この場合はあまり良い痩せ方とは言えません。暑さにより体力を消耗する夏は、なるべく少しでも栄養のあるものを食べるべきなので食事の内容や献立は工夫しましょう。

夏に効果的にダイエットをするための方法

そんな夏でも少しでも効果的にダイエットをおこないたいと思っている人は多いはず。そんな人に、おすすめの方法をお伝えします。

基礎代謝をあげて痩せやすい身体をつくる

夏は一年の中でもっとも汗をかいて、体内温度を下げようとします。そうした、汗腺の機能の活性化により体内の熱を放出しやすい体質になり基礎代謝が向上します。

基礎代謝が高いほど、同じ運動をしても痩せやすくなります。

年中を通して痩せやすい体質を目指したい人は、夏場にあえて運動をして基礎代謝を上げることで、痩せやすい身体を作り上げるようにしましょう。

朝や夕方に少しでも長い距離を走る

ダイエット効果に好ましいのは「長い時間の走り込み」になります。夏は暑く、熱くなった体を冷ますのにも時間がかかるため、こうした長時間、長距離の走り込みが困難になることは事実です。

少しでも涼しい時間帯の朝や夕方を選んで、身体を動かし続けることはダイエットにも繋がり、以降の季節の基礎体力作りにもつながります。

アイスやジュースなどを控える

夏場にありがちなのが、暑いがゆえに冷たいアイスや清涼飲料水をがぶ飲みしてしまうという事。こうしたものには、かなり多くの砂糖が含まれているので、せっかく運動をしても体重増加の原因になってしまいます。

運動後のよく冷えたビールも、美味しいですが危険な落とし穴に…。

運動をした自分へのご褒美という気持ちもありますが、食べ過ぎや飲みすぎには注意をしてください。経口補水液や薄めたスポーツドリンクで、電解質を取りながら水分補給をするようにしましょう。

ランニング前に筋トレを取り入れてみる

ランニング前に筋肉トレーニングをすることでより効率的に減量することができます。

筋トレを行うことにより分泌される成長ホルモンには、脂肪を分解する作用があります。 そのため、ランニングの前に筋トレを行うことで、ランニング時の脂肪燃焼効果がより期待でき痩せやすいのです。

時間や体力に余裕がある人は、トレーニングの一環として取り入れてみることをおすすめします!

本気で痩せたい人は夏も冬も関係なし!努力と工夫で魅力ボディに

夏よりも冬に痩せやすいと紹介をしましたが、実際は季節なんて関係ありません。継続して努力をし続けることで、臨んだ結果に結びついている人も多くいます。

本気で痩せるのであれば、季節は関係なくより効率化を意識して努力し続けることがダイエットの鍵を握っています。夏場に諦めずに頑張った人は、秋口に理想の身体に近づけるかもしれません。

暑さや寒さなどの環境のコンディションに捕らわれず、魅力ボディを目指しましょう!