今シーズン一発目の公認レース、「第40回山陽女子ロードレース」のハーフマラソンの部に出場してきました!
ハーフマラソンの公認レースに出ることが久しぶりすぎて、緊張半分、楽しみ半分な気持ちで挑みました。
3週間前のハーフマラソンの予行練習で出た荒川の大会からの改善はいかに・・・?!
山陽女子ロードレースとは?
1928年アムステルダムオリンピックの800m走で日本人として初めてメダルを獲得した岡山県出身の人見絹枝の名前を冠して「人見絹枝杯」が現在は10kmの部、2004年の23回大会からバルセロナオリンピック銀メダル、アトランタオリンピック銅メダルを獲得した同じく岡山県出身の有森裕子の名前を冠している「有森裕子杯」はハーフマラソンの部で開催されています。
今年は40回目の大会となりました!
本大会の主催は岡山県、岡山市、山陽新聞社などとなっており、RSK山陽放送によってテレビ・ラジオで生中継を行っている本格派の大会です。
山陽女子ロードレース1週間前の練習メニュー
山陽女子ロードレース1週間前までの練習メニューをご紹介します。
※土曜日は800m×8本インターバル、日曜日は15km(4’/km)+17㎞ジョギング
月曜日:10kmジョグ(5’20”/km)
火曜日:皇居練10kmビルドアップ走 (4’15”→3’45”までアップ)
水曜日:オフ
木曜日:8kmジョグ+動き作り
金曜日:動き作り+刺激3㎞(11”28”)
本命レース前なので、なるべく疲労が残らないようにメニューを組み立てました。
本来木曜日に刺激のスピードをする予定を、金曜日の朝にシフト(土砂降りの中…)。
土日の負荷の高い練習から、火曜日の皇居10kmを頑張り過ぎて疲労がうまく抜けなかった点は反省点です。木曜日には疲労が抜けている状況にしたい…。
なるべく疲労を溜めないように、時間をかけての入浴や、レバーやほうれん草を使った食事を多く作るように心がけました。
山陽女子ロードレース前日の過ごし方良かった点悪かった点
・実家に帰ってゆっくりリフレッシュできた
・PCをもって行動しなかった分競技に集中できた
・ホテルのお風呂が広くてゆっくり浸かることができた
・バランスの良い食事処を見つけてしっかり夕食を食べられた
・実家に帰ってまったりしすぎてしまった
・実業団チームと同じホテルになりソワソワしすぎてしまった
・風が強いということを聞いて神経質になっていた
山陽女子ロードは岡山県で開催の為、地元が近い私は金曜日の夜から帰省。
おかげでゆっくりリフレッシュをすることができました(帰省はなんと2年ぶり!)。
ただまったりしすぎてしまって、何だか切り替えに時間がかかってしまった気もします…。
前日宿泊の会場付近のホテルは競合の実業団チームと同じだったので、神経質になりすぎてずっとそわそわしてしまったのも反省点です。(私の弱いところなんですが…)
大会の場数を踏む大切さを感じました。
あとは「バランスの良い食事」「ゆっくり入浴とストレッチ」「リフレッシュ(TV鑑賞)」でしっかりとレースに集中できた点は良かったです!
山陽女子ロードレース当日の過ごし方良かった点悪かった点
・朝練をしなかった(良かった?悪かった?)
・余裕をもって会場に到着できた
・知り合いを見つけて直前まで一緒に過ごせた
・ひとりで参戦していてそわそわしてしまった
基本、勝負レースの日の朝は早朝に起きて朝練をするのですが、最近はフルマラソンのレースが多く(フルマラソンは序盤がアップみたいな感じなので…)朝練をしないことが主流に。そして朝起きれなかったこともあり、朝練はせずでした。
これが良かったのか悪かったのかは分かりませんが、ホテルから会場までの約1.5kmを歩くことで良い身体起こしになりました。
ホテルの件に引き続き、レベルの高さ故そわそわしっぱなしな点は良くなかったですが、スタート前に大阪の友人を見つけて一緒に過ごしていたので気持ちも和らぎました。
やっぱり仲間と会って交流するのは大事!!
【体験談】山陽女子ロードレース出場レビュー
山陽女子ロード ハーフマラソンの部、スタートは10時 気温7.5度
この日の天気は良かったものの、とにかく強風!覚悟はできていたものの、やっぱり身に応えます。
めちゃくちゃ発汗 5kmまではとにかく冷静にポジションづくり
少人数かつ実業団主流レースはスタートからペースが速い速い…。
とにかく慌てず冷静に、自分の位置を確認しながら走りました。
日差しのせいか、序盤からかなり発汗!
アップを終えたのが開始の30分以上前だったので、身体が温まりきれていなかったのかもしれません。
風が強く身体を冷ましてくれた点は救いでした。
10kmは想定通りの通過に
想定だと、序盤は3’50”台前半で押せるところまで押そうと思っていたので、10km通過は38分56秒と目標通りでクリアしました。
呼吸や身体に疲れがあったけれど、まだ余裕があったので残りの11kmが勝負どころ…!
~15km風と乳酸ととにかく自分との闘い
後半戦は向かい風を強く感じました。
風が強まっていたせいなのか、身体が疲れてきているせいなのか。
後ろの大学生に風よけに使われ何度も靴を踏まれたが、攻めるレースをすると決めていたので気にしないように進みました。
やっぱり後半になればなるほど、厚底のヴェイパーフライが重く感じ…。
靴の見直しが命題だと走りながらそんなことを考えていました。
絶対に落とさない気持ちでFinish!!
後半の5kmからはとにかくしんどい!
それでも日頃20㎞も30kmも走り込んでいるおかげで、距離的には全然抵抗感なく走ることができました。
やっぱり日頃の練習は距離の意識も大事なんだなと実感することができました。
19km付近に両親が応援に来てくれて、そんなおかげもあり後半はペースを落とすことなく走り続けられました。
ラストは、頑張れば1時間22分台に滑り込めると思い、競技場1周は残りの力を振り絞ってゴールしました!
結果は1時間22分57秒と大幅自己ベスト更新!!!
山陽女子ロードレース本番 良かった点悪かった点
・強い気持ちで攻めのレースができた
・ちゃんとレースペースを組立てて事前にイメージができていた
・スピードと持久力をバランスよく鍛えることができた
・靴が合っていなかった
・ハーフマラソンを全力で走り切れる経験値が不足していた
・風や出場選手の情報など気にし過ぎていた
今回のレースを総括すると「攻める」レースをすることができた点は良かったです。
とにかく決めたペースで走り切ることを事前に想定できたことで、焦らずに最初から理想のペースで刻むことができました。
今回ハーフマラソンにエントリーをして、特に苦手なスピードを磨く練習も徹底できてレース以外にもプラスになった点があるのは良かったです。
ただ、ハーフマラソンはフルマラソンにしては短く、10㎞にしては長いので呼吸も筋力も全てを出し切るまで持っていくことは難しいと感じました。ハーフマラソンで120%まで追い込める練習を重ねたいです。
次はフルマラソンに向けた練習に完全にシフトチェンジ!!
引続き、頑張ろうと思います!!