今夜から一気に気温が下がって冬の気温になり始めました。
そんな土曜日の昼下がり、本番レース3週間前の模擬レースとして「BLUE RIVER MARATHON 2021」に参加してきました!
あまり大会に出ない私なので、約2年ぶり?くらいのハーフマラソンのレースになりました。
そんな、BLUE RIVER MARATHON 2021のハーフマラソンの部に出場したレポートをご紹介します!
BLUE RIVER MARATHON 2021とはどんな大会?
名前の通り、ランニングを通して環境問題について考えることを目的としたチャリティーな大会です!(私、チャリティーには弱いのです。(笑))
東京都葛飾区堀切が会場になっている通り、荒川沿いを走ることで川の環境を考えるきっかけづくりにフォーカスしています。
国土交通省指定の河川協力団体の協力のもと開催されていて、参加費の一部は、河川の環境問題に取り組む団体へ寄付となるようです。
「いつも大変お世話になっている荒川について考えるきっかけを!」と思い参加をしましたが、必死過ぎてレース中はあまり考える余裕が…。
BLUE RIVER MARATHON 2021個人的に良かったと思う点
今回、このBLUE RIVER MARATHON 2021の出場を決めたきっかけは、この大会には素敵な魅力がたくさんあったからです!
ほとんど個人的な感想になるのですが、共感できる人もいるのではないかと思うのでご紹介します。
①参加賞の有無が選べ、安価に参加できる
マラソン大会に長年多く出場していると、タオルやTシャツなどの参加賞が家に溢れる溢れる…。「正直参加賞要らないかも…」と思っている人も多いはずです。
BLUE RIVER MARATHON 2021は、参加賞の有無を選ぶことができ、無しにした場合3,000円でエントリーすることができました!
お財布にもやさしい大会であり、個人的には気軽に参加するきっかけになりました。
まあ、会場に着くとやっぱり参加賞欲しかったな…となるんですけどね(笑)
②スタートが早朝じゃない
ハーフマラソンのスタートが11時、クオーターのスタートが11時10分と、マラソン大会でありがちな早朝スタートではない点も魅力でした。
朝早いレースは何かとバタバタしたり、身体が起きてないため走り出しは負担も感じやすいのが実態です。
その点、BLUE RIVER MARATHON 2021はスタートが遅めだったため余裕をもってアップもできて身体を起こすことができました。
③やっぱりチャリティーな点!
普段は自分のためにお金を払って走る大会ばかりですが、チャリティーな大会であることで身も心も引き締まりました!
出場することで、大好きな荒川にプラスに還元できることはやっぱりモチベーションにつながりました。色んな想いをもったランナーが参加していることも実感できました。
④家から近い
これは個人的な理由ですが、私の家から近く電車1本で行けました!
これも選んだ理由のひとつです。朝が激弱な私にはありがたさしかない…。
BLUE RIVER MARATHON 2021大会レポート
実際に出場をした感想をレポートします!
とにかくスタートがゆっくりで家も近いこともありがたく、慌てることなく会場まで向かうことができました。
アップは30分ほどかけ念入りに
スタートの80分前に会場に到着し、準備をしてアップはレース当日を意識して念入りにおこないました。かけた時間は30分強ほど。
・ジョギング2㎞
・体操、ストレッチ
・ドリル
・流し(120m程)×3本
太陽も出ていたので、身体が温まるまでに時間はかかりませんでした。
河川敷は道幅も広いので、広々とアップをすることができました。
とにかく強風、追い風ゾーンで貯金を作ることを意識
スタート前はゆるやかながら少し緊張モードに。久しく感じていなかった感覚でした。
荒川河川敷のコンディションは、とにかく風が強くて向かい風は5,6m以上ある予報の通りすごい強風…。
片道約5kmを2往復するコースなので、追い風の5kmでしっかりと貯金を作ることを意識しました。
スタートから初っ端の5kmが追い風でしたが、あまり飛ばし過ぎるのも怖いので3分55秒前後で留まるかたちに落ち着きました。
向かい風ゾーンは集団で走ることがコツかも
折り返しの6km付近からがものすごい追い風に。とにかく近くの男性ランナーをどうにか風よけにさせて頂き走りましたが、それでもものすごい風でラップは落ちる一方。
内心とても焦りましたが、ここで焦っても仕方がないのでとにかく冷静に刻みました。
10km付近の折り返しでその他の女性ランナーも集団で迫ってきているのが見え、焦りが生じました。(この時点で1位通過でした!)
14kmからじわじわ…追い風でもなかなか刻めない
2回目の追い風ゾーンで集団を離れて単独走に。ひとりでレースを刻む練習を意識しました。
スタート同様に3分55秒前後で刻んでいるイメージが、なかなか不安定で思うように足が進まず。ここまでの10kmでそれなりに疲労を感じていたのかもしれません。
14kmぐらいから一気にしんどさがやってきましたが、あと7kmという気持ちで挑みました。
日々、20~30kmの練習を重ねてきたので距離への抵抗感が無くなっていることを実感しました。
ラストの向かい風ゾーンで救世主現る
そして再度の向かい風。風よけのいない向かい風は身体が飛ばされそうなほどに…。
すると17㎞付近で、年配の男性が後ろから「しんどいなあ。このペースで良かったら後ろ走り」と言ってくださり神様かと思いました…!
ここは踏ん張るしかないと必死で付いて行きました。
(どなたか分かりませんが本当に感謝しています!ありがとうございました!!!)
最後はとにかく走り切ることで精一杯の展開に
残りはとにかく風に負けずに走り切ることで精一杯でした。呼吸は予想していたよりも全然上がっていないのですが、風にあおられて足がかなり重く感じていました。
一歩一歩前に進んで、1時間26分43秒 女子1位でゴール!!
思ったより息が上がらなかったのは、風にあらがうので必死だったのかもしれません。
環境もレースの一環。良い経験ができました。
そしてやっぱり優勝は嬉しい!!!
練習の一環でマラソン大会のレースに出ることの良さ
今回、久しぶりに練習の一環として調整もほとんどせずにマラソン大会に出場しました。
本番に向けた練習としてレースに出ることの良さを実感しました。
①レース本番さながらの緊張感を味わえる
スタート前や待機中は、やっぱりそわそわするもの。大事なレースで緊張につぶされてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、「マラソン大会」という空間に慣れることも練習のひとつです。
緊張感や、張り詰めた空間でどんなモチベーションでいるべきなのかを大会に出ることで慣らすことができます。
②自分の今の状態や課題を発見できる
普段の練習では、実際のハイペースなレースでの自分のコンディションや課題には気づきにくいもの。
実際のレースを通して、今の自分の状態や課題を見つけることができるのもマラソン大会に出場してみることの醍醐味です。
感じたことは、忘れないようにきちんと記録して残しておくようにしましょう。
③さまざまなレース展開を予測した走りが習得できる
今回の強風もそうですが、転倒や駆け引きなど、レースによってはさまざまな展開が予測されます。
本命のマラソン大会で予想外な展開に見舞われた時にも、冷静な走りができるようにするためにもレースに出場する数を重ねることはおすすめです。
レース敬虔な豊富なランナーが強い理由もここにあるのかもしれません。
④ハイペースで走ることができる
練習ではどうしても距離を小分けにしたり、きついと本数を抜かすこともできてしまいます。
そのためレースのハイペースで走り続ける練習はなかなか実践が難しいものです。
マラソン大会に出場することで、ハイペースで走り続けることができるので、練習としての負荷も大きく力につながりやすいです。
ハーフマラソンレースにあって良かった物
今回久しぶりのハーフマラソンに出場してみて、あって良かったと感じたものもいくつかあります。
次回の本番レース前の備忘録のためにも記録しておこうと思います。
手袋
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やはり寒くても暑くてもマストで必要だなと感じたものが手袋です
手袋は温かいだけではなく、汗(場合によっては鼻水も…)をぬぐうには最適です。熱を溜めこまない薄手の速乾性のある手袋は万能で着けていても違和感がないのでおすすめです。
私はどんなレースでも手袋が欠かせません!
5本指ソックス
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靴下はそれぞれ好みもありますが、レースでは5本指ソックスがおすすめです。
指の擦れで水膨れやタコができてしまいやすく、レース中に痛みや違和感が出てしまう危険性もあります。
はじめから5本指ソックスを履くことで、レース中のトラブルを回避することができます。
アミノバイタル
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ハーフマラソンではレース中にジェルを補給しませんでした。その分、レースの前にアミノ酸をしっかり摂っておくことで発汗をしても攣りを予防することができました。
レースの前にアミノバイタルを補給しておくことで、ハーフマラソン中でも快適に走り切ることができました。
ビタミンC1000
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レース前なのに疲れが抜けないと実感した時、ビタミンC1000のドリンクを摂取することで疲労感も軽減できた気がします。
含まれるクエン酸が豊富なので、ハードに練習をしているランナーには摂り入れて欲しい成分です。
レースの前に飲むと、力も発揮しやすくなるかもしれません。
実践型のレースに出場して課題点を発見しよう
今回久しぶりにマラソン大会のレースに出場してよかった点ばかりでした。
普段の練習では発見できなかった課題点も発見でき、次回のレースにも活かせると思ったからです。
ハーフマラソンは100%で走り切るにはもう少し攻めのレースが必要ですね。
これからはもっと積極的に、実践的なレースにも出場してみようかなと感じました…!
最後に、BLUE RIVER MARATHON 2021を開催してくださった関係者の皆様、素敵な大会を開催してくださりありがとうございました!!