9月です!もうすっかりと秋でだんだん涼しくなってきましたね。
8月は昨年を上回るほど練習も積めて、「いざマラソン本番シーズンに向けて!」といった気持ちでみなぎっていました。
同様に意気込んでいる人も多い中、新型コロナウィルスの影響で相次いで大会が中止に…。
早々の段階から中止を決めていた大会もあれば、1カ月2カ月前に中止を発表する大会もどんどん出始めました。悲しい次第ですね。
今年3月に開催された奇跡の名古屋ウィメンズマラソンに出場!
相次いでマラソン大会が中止となる中、今年の3月には名古屋ウィメンズマラソンが強気の開催を果たしました。
最終的にはオンラインの移行も促して、最終参加者を5,000人にまで絞っての開催。
そんな中の開催により、多くの参加者から「ありがとう」の声が溢れました。
私も実際に現地で参加をさせて頂きましたが、ボランティアスタッフの皆さんも徹底した感染対策を心がけ、そのうえで万全な状態での運営を行ってくださいました。
参加ランナー自身も開催前から開催後まで感染には気を使い、事前の体調管理も含め徹底している参加ランナーがほとんどと見受けられました。
丁度、タイミング的にもコロナが急拡大する前段階だったということもありますが、参加者も満足できるほどの徹底した運営体制に感謝の気持ちでいっぱいだったことは印象的です。
2021年のマラソン大会の開催状況は?
そんな3月以降、新たなデルタ株が急拡大したことからも、今シーズンもシビアな滑り出しとなりました。
2021年は既に多くのマラソン大会が中止に踏み切っています。
【2021年中止となった主なマラソン大会】
8月1日 富士登山競走大会
8月28日 五島列島夕やけマラソン大会
9月12日 たきかわコスモスマラソン2021
9月20日 一関国際ハーフマラソン大会
10月 東北・みやぎ復興マラソン2021
10月3日 弘前・白神アップルマラソン
10月24日 いわて盛岡シティマラソン2021
10月31日 水戸黄門漫遊マラソン
10月31日 横浜マラソン
11月 あいの土山マラソン
11月14日 つくばマラソン
11月14日 福岡マラソン
11月14日 岡山マラソン
11月21日 上尾シティハーフマラソン
11月23日 福知山マラソン
12月4日 野口みずき杯2021中日三重お伊勢さんマラソン(※オンラインマラソンへ)
12月5日 NAHAマラソン
12月19日 足立フレンドリーマラソン
12月19日 加古川マラソン
マラソン大会運営側もあの手この手で開催を検討してくださっている様子は伝わるものの、なかなか住民の理解も得られないことも事実です…。
リスクを避けるためにもやむを得ない状況なのでしょう。
そんな中現在も生き残っている?!2021年開催の可能性があるマラソン大会
残すところ、2021年のマラソン大会で現在もまだ中止の発表がない生き残っているマラソン大会は…
- 10月17日 東京マラソン
- 10月31日 金沢マラソン
- 11月3日 ぐんまマラソン
- 11月28日 富士山マラソン
- 12月12日 奈良マラソン
数か月後に世の中がどのように変わっているのかはなかなか想像ができない部分ではありますが、何とか開催して欲しいですね…!
ひとつでも多くのマラソン大会が開催されることで、良い流れを作ってもらいたいところです。
2022年名古屋ウィメンズマラソンのエリートの部の基準も引き上げに
中止の発表が相次ぐ中、2022年の名古屋ウィメンズマラソンのエリートの部の基準も引き上げになりました。
昨年までは「フルマラソン:3時間以内」だったところが、本年は「フルマラソン:2時間50分以内」に。ハーフマラソンや30kmのタイムも引き上げとなりました。
この流れは、昨年度の大阪国際女子マラソンの標準タイムの引き上げも同様となり、大会全体的にこうした傾向があるようです。
男子のエリートレース「福岡国際マラソン」や「琵琶湖毎日マラソン」も打ち切りが続き、国内のマラソン大会はどのように変わっていくのか見ものです。
マラソン大会の中止にもめげず、モチベーションを保つには?
目標としていたマラソン大会が中止になってしまうと、気分が落ち込んでしまうことも当たり前。
そんなことにもめげずに、いつか必ず開催される大会に向けてモチベーションを保ちましょう!私も何とか自分自身に言い聞かせたいのでメモ的にここにご紹介します。
モチベーションの保ち方①思いっきりダラけて切り替える
マラソン大会が中止になってしまったらやる気がそげてしまうことは仕方のないこと。
せっかく走ろうと思っていても、目標を見失ったら人間はそうなりがち。(今日の私がまさにそれ!)
そんな時は走り出しても気分も乗れないし、設定タイムも守れないので潔くオフ!!!
好きなお菓子を食べて、お笑い番組でも観て、ゴロゴロと好きなことをやって、たまにはそんな日があっても良いじゃないか。そしてまた明日気持ちが落ち着いたら走り出しましょう。
気持ちにもきちんとオンとオフをつけてあげることが、逆にやる気のアップにもつながり長年走り続けられる秘訣のひとつなのかもしれません。
モチベーションの保ち方②ラン友に連絡してみる
同じようにランニングを志している仲間ならこの悲しみは分かるはず!
ラン友に連絡をして励まし合いましょう。そうすることで、「また諦めずに頑張ろう!」という気持ちになれます。
ランニングをやっていない一般の人からすると、「そんなことで落ち込んでるの?」なんてことも言われかねません…。
ランニングの痛みを分け合えるのは同じランナーのみ!持つべきものはラン友!
モチベーションの保ち方③公の練習会に申し込んでみる
目標が無いとなかなか一人の練習も身が入らないのは当たり前。そんな時は、複数人でやっているランニングの練習会などに申し込んで無理やり走る環境をつくりましょう。
周囲が一生懸命に走っていると、自分の心も掻き立てられます。涼しくなった秋からはさらにたくさんの練習会も開催されるはずなので、ぜひチェックをして参加してみては?
ランニングの楽しさを改めて実感して、やる気もどんどん沸いてくることでしょう。
モチベーションの保ち方④「さあ走ろう」と思うまで走らない
やる気のない状態からやる気のある状態に持っていくことはなかなか難しいです。そんな時は、「よし!走るぞ!」と思えるまで、思いっきり休むのも方法です。
ランニング以外の趣味がある人はそっちに取り組むも良し、仕事に没頭するもよし、友達やパートナーとの時間を増やすもよし。
そして、本当にランニングが好きであれば、ふとした時に走りたくなるはず。
その時まで待ってみるのも悪くはないと思います。
やる気は無理に出さなくても、出てくるまで待ってみると良いかもしれませんよ。
モチベーションの保ち方⑤先々の練習メニューを前もって組み立てる
無理にでも走る環境を作り出すために、前々に練習メニューを組立てるという方法もあります。
2週間分ほどの練習を既に立ててしまい、必ずこなすという意思で取り組むことでモチベーションも保ちやすいです。
計画を事前に作ることで日頃からランニングをする日課を身につけられるため、自分の中でランニングが生活の一部になるのでストレスを感じにくくなることも特徴です。
マラソン大会の中止にもめげないランナーは美しい!
と、いう言葉で締めくくろうと思いますが、マラソン大会が中止になっても、めげずに諦めることもなくひたむきに練習に向き合うランナーたちはまっすぐで素敵です。
決してマラソン大会がランニングを行うことの全てではないので、あまりネガティヴにならずに前向きにランニングと向き合えると良いですね。
世の中が落ち着いたら、以前のようにたくさんのマラソン大会が開催され、また楽しく走れる日が来るはず!その日を信じて、走り続けましょう!