走れなくなった別府大分マラソンの荷物が、永遠に寂しく家に放置されているのだが、
いらないものは捨ててしまいたいと思う反面、これらを破棄することで”走っていたかもしれない自分の未来”までも破棄する気持ちになりやるせない今日この頃。
本格的なマラソンシーズンも残るところあと1ヶ月ほど!
残るは大阪、東京、名古屋と都市型に集中している傾向にありますね。
特に大阪マラソンはかつて住んでいた大好きな大阪の街を走ることができるので、お気に入りの大会でもあります。(エントリーしてませんが)
過去3回出場してきた大阪マラソンについて、昔の記憶を遡り、勝手にレビューしたいと思います。
大阪マラソンとは
大阪マラソンは、2011年10月30日に大阪府大阪市で第1回大会が開催された、大規模な市民参加型マラソン大会である。
定員は32,000人で、制限時間は7時間。フルマラソンのほか、車いすマラソンも実施される。
これは日本国内では東京マラソンに次ぐ規模で、世界六大マラソンにも匹敵する大規模な大会である。
参考:Wikipedia
特に今年は、男子のエリートレースびわ湖毎日マラソンとも統合されたため、名称が「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」となりました。
さらに色々と兼ね備えた結果…
兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ
兼 オレゴン2022世界陸上競技選手権大会マラソン日本代表選手選考競技会
兼 杭州2022アジア競技大会マラソン日本代表選手選考競技会
兼 マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ
と、色々味付けされたかなりの大規模なレースとなります。
大阪マラソンコース数年前には変更に
2019年に大阪マラソンのコースは大きく変更となりました。
従来はインテックス大阪がゴールとなっていたものが、新コースは、大阪城公園がフィニッシュ地点に変更。
さらに、中央公会堂、御堂筋、京セラドーム大阪等の大阪の名所に加えて、造幣局やあべのハルカス、四天王寺、大阪ビジネスパークなど大阪の各名所を巡ることができるコースとなりました。
大阪マラソンの新コースを走る時のポイント
大阪マラソンの新コースは、個人的には自己ベストが出た走りやすい大会でした!
新コースのポイントをご紹介します。
最初は混雑するので注意!
大阪マラソンは大規模であるため、スタート後は必ず混雑します。
ウェーブスタートを取り入れたものの、混雑回避はなかなか難しいものに…。スタート後は道も狭く、カーブも多いのでこけないように、ペースが乱されないように注意しましょう。
また、最初はいきなりの下りになるので接触なども注意です!
細かい折り返しの多さ 良しととるか悪しととるか
新コースの特徴は、小さな折り返しが多いところです。
ここもまた接触や転倒を防ぐために減速を意識する必要が出てくるのでストレスを感じる人も多いかも…。私自身はそこまで気にはなりませんでした。
折り返しが細かいことで、後ろのランナーとの差を確認することができたり、仲間とエールを送り合うこともしやすいので良いところも多数あります。
25~35kmにはアップダウンあり
新コースのネックは、25~35kmのアップダウン。
ここも正直あまり気になりませんでしたが、丁度きつくなってくるタイミングで出てくるアップダウンはなかなか足にくる…。
事前に、30km前後にアップダウンがあるということを頭に入れておくと気持ち的に楽です。
通天閣やあべのハルカスを通るけれども…そこに気をまわしている余裕はない!!
ラストの大阪城の坂でスパート!
そしてラストに再び大阪城に戻ってきます。
最後には上り坂が待っていて、ここを過ぎるともうすぐゴールなので最後の力を振り絞るのみです。
ラストの坂は疲れた身体に染みますが、全力を出し切りましょう!
ゴールが大阪城になったことで、メトロやJRなどの公共交通機関も多く通っており帰りもとても便利に。混雑も少なく帰宅することができるようになった点はとてもありがたかったです。
大阪マラソンの楽しいポイント
そんな素敵な大阪マラソンが楽しすぎるわけについてご紹介します。
とにかく愉快な沿道からの応援が嬉しい
大阪マラソンは都市型マラソンということもあり、とにかく応援が多い!
(※近年は新型コロナウィルスの影響で、沿道での応援は自粛となっています)
大阪の皆さんは愉快で気さくで、みなさん様々なスタイルで応援してくれるのでとても嬉しかったです。
パンフレットを見て名前で応援をしてくれたり、仮装やグッズで応援をしてくれたり!!
最後まで元気に走りきれたのはまさにこの応援のおかげです。
スタートにはFM802のパーソナリティさん!
大阪マラソンのサポーターである、大阪のFMラジオ局FM802が大阪マラソンに向けて様々な企画を展開しています。
特に、スタート地点のスタート台の上に大好きな人気パーソナリティさんがいた時はテンションが上がりました!
スタートもゴールも、元気の出る音楽が流れているので、テンションもMAXに!
地元で親しまれるラジオ局も一体になって大会を盛り上げることで、スタートからゴールまで参加者のテンションを上げてくれていました。
あの御堂筋を走り抜けられる爽快さ
大阪といえば御堂筋ですが、そもそもあの公道を走ることができるなんて、夢みたいな話ではないでしょうか?!
大阪マラソンではそれが実現します。都会のど真ん中の御堂筋を爆走できる気持ち良さは計り知れず、自然にペースアップしてしまうこと間違いなしです。
御堂筋を走りたいがために毎年エントリーをしている人は、私に限らず多いに違いない。
まいどエイドが充実なラインナップ
29㎞地点に差しかかる所で現れる「まいどエイド」。
大阪ならではのおもてなしとして、大阪名物のたこ焼きやキュウリや月化粧などが給食で用意されています。私は取ったことがないのでラインナップはよくわかりませんが…
(※2022年度は感染防止のために実施はない可能性があります)
丁度疲れてくるタイミングで、優しいスタッフさんにすすめられるとついつい食べ過ぎてしまいそうです。
走りながら大阪の名物を堪能できるなんて最高ですよね。
大阪マラソンエキスポも充実
事前受付でインテックス大阪にて開催される、大阪マラソンエキスポ。これがまた楽しい!
様々な協賛企業が、多種多様なブースを用意しているので前日、前々日から気持ちも高まります。
大阪マラソンの記念グッズや、マラソングッズ、ジェルなども購入することができる、まさにマラソンの祭典です。
マラソン大会の受付も大切ですが、せっかくなのでブースを散策してみるのも楽しいですよ。街中から少し離れているので、交通機関をチェックして、時間に余裕をもっていくようにしましょう。
【結論】大阪マラソンはマジで楽しい!!!
つまり、もう今年のエントリーは間に合いませんが、大阪マラソンはマジで楽しい!これはガチ。
ぜひ、来年の大阪マラソンエントリー時には多くの人に参加いただき、あの楽しい雰囲気を満喫していただきたいと思います。
おおきに~~~~~~!!!!(関西気分)