リレーマラソンは会社のメンバーやランニング友達と出場することで間違いなく絆が深まるんだけど、過去何度かランニング以外の仲間に提案したらことごとく却下されたなあ。
そんな夏のある夜、付き合っている彼氏と絆を深めるべく、3時間リレーマラソンに二人で出場してみました!
いやいや、それ以外にもやるべきことあるんじゃない?と思われても仕方ないのですが、これ以外の方法は思いつきません!
そんなわけで、3時間リレーマラソンを二人(ペア)で走ってみた感想をレポートします。
リレーマラソンとは?
リレーマラソンは、何人かのランナーが集まってチームを組み、一定の距離や時間を走り続けるレースです。
1本のたすきをリレーする形式でつなぎながら走るので、走る順番や距離、回数はチームで自由に決められる柔軟性も、楽しめるコツ。
42キロのものや、24時間のものまで存在するのでチームで出てみたい大会を決めてみましょう!
サマーナイトラン四日市 3時間リレーの部に出場
今回は、三重県の四日市市で開催された「サマーナイトラン四日市」の3時間リレーの部に出場しました。
四日市中央緑地運動施設で開催され、子供向けのレースや、ソロで走るハーフマラソンやクオーターマラソンも一緒に開催されるにぎやかな大会です。
3時間リレーマラソンは、1チーム2~10人で出場するチーム制と、ひとりで走り続けるソロの部が存在!
何といっても、開始が夕方なので涼しく走りやすい点がこの大会の特徴です。
ナイトランシリーズとは?
ナイトランシリーズとは、ランナーズやRUNNETを運営しているアールビーズスポーツ財団が主催のイベントです。
四日市以外でも、てだこや宿毛、沖縄でも開催!
【ナイトランシリーズの楽しみ方】
①ランニング初心者もベテランランナーもみんなで楽しめる
チームメンバーがたすきをつないで、制限時間内に何周走れるかにチャレンジするのがリレーマラソン。
走る順番や周回数は自由ですが、最低1周単位で交代します。 1人1周ずつ小刻みに交代する、または走力のあるメンバーが何周も走る間にチームメイトを休ませるなど、チーム内で走り方を決めてくださいね!
1周、1〜2kmの周回コースなので初心者も気軽に走れます。ぜひ周りの仲間をたくさんお誘いください。
タイムを競って入賞を目指すもよし、次のマラソンシーズンに向けてトレーニングとして走るのもよし、仮装に力を入れて目立つことだけに集中してもよし。とにかく仲間と夏の夜を楽しみながら走りましょう!
②自分自身もイルミネーションになる!?
ナイトランシリーズでは何よりも楽しむことが第一!
楽しみ方は様々ですが、仮装、コスチュームランもその一つ。より一層楽しむために、あなた自身もイルミネーションになってみませんか?
③1人で走ってもOK
ナイトランシリーズには、夏の夜にまとまった距離を走る練習として1人で参加する人も少なくありません。
黙々と走るのもいいですが、周りから声援や後押しをもらうともっとうれしい!
【レポート】サマーナイトラン四日市 3時間リレーの部にペアで出場してみた!
今回開催された、サマーナイトラン四日市の3時間リレーの部に、ランナー彼氏(サブ2時間20分切りのツワモノ)と絆を深めるべく参戦してきました!
こんなアホみたいなイベントをやっているのは、もはや私たちだけだと思うのですが、のんきに三重県と言えばこと「桃太郎おにぎり」をほうばりながら開催を待ちます。
そう、この時の私たちは地獄のような3時間が始まるとは思ってもいなかったのである。
幸いなことにこの日は前日大雨、当日も日中は曇っていたので、とても涼しい1日でした(おそらく気温は26度とか)。
スタートはやっぱりみんな速い!
開始は18時。良い感じに日も沈み、日焼けの心配も不要な絶好のタイミングでスタート!
先攻は私、であったが、やっぱりガチ勢のみんなは速すぎる…!
飛ばしすぎないように注意をしていたが、普通にキロ3分38秒くらいで通過をしてしまった…!
コースは1.3キロのコースをぐるぐるします。
あと2時間56分間のことを考えると気が遠くなりました。
割と30分~1時間でヘロヘロに
特に作戦会議なんかもしていない私たちは「心で通じ合えるだろう」とたかをくくっていたので、ひとまずは1周交代で走ることに。
その“ひとまず”が終わりを迎えることはありませんでした。
元気いっぱいにスタートしたせいか、30分~1時間くらいでヘロヘロに…。
1時間15分くらい走ったところで、1周4分半/kmくらいでまわす周を設けて少しリカバリー。
言えることは、とにかく走り続けるのみ
何が大変かというと、交代で走り続けているので会話ができず、もちろん作戦会議もできず、
「次2周行って!」とか「次の周はパス!」とか(サボる気満々な私)、そういう伝言もできないので1周交代で走り続けるしか方法がないという展開に。
さらには、4分くらい待ったらすぐにターンが来てしまうので、進捗確認はおろか、給水さえゆっくりできない状況が大変でした。
2時間目はあっという間
なんやかんやで1時間経過した次の2時間目はあっという間、というか記憶がない状況。
唯一覚えているのは、ずっと走っているしずっとリレーゾーンにいる私を不信がって別のチームのメンバーが話しかけてくれたことです!
「二人で走ってんの?!」と驚かれましたな。
和気藹々としたチームのメンバーで、寂しくしんどかったところで話しかけてもらえてリフレッシュできました。
ラスト30分はとにかく勝負!
ラストの30分は最後の力を振り絞って走りました!
結果は37週(48.1km)で混合の部6位!3,4,5位はほんの1周以内の差だったので作戦を立てたら勝てたかと思うととても悔しいですが、本当によく頑張ったと思います。
(なんせ他のチームは5,6人で男子多めで出場していたもん!!w)
翌日立つのも辛いほど足がバキバキ…。それくらい追い込めたと思うと良い練習になったと大満足。
リレーマラソンをペアで出場する時のコツ
今回リレーマラソンをペア(2人)で出場してみて、感じたことをまとめてみました。
ペアでの出場を検討している人は参考にしてみてください。
・事前に作戦会議を念入りに立てておくべし
・給水や周回確認のサポーターをつけておくと良い
・ドリンクはありすぎるくらいが安心(足りなくなったら調達できない)
・ランナーが多いので、わかりやすい服を着よう
あと1年くらいは出たくないかな、と思いつつも、もう少し作戦会議をしていたら上位を狙えていたかもと思うと、またリベンジしたい気持ちでいっぱい…かも!
ひたすら使命感を感じながら休む間もなく走り続けねばならない点でも、地獄のインターバル練習を苦手としている人にはおすすめですよ。
【結論】リレーマラソンをペアで出場すると絆は深まる!
今回はじめてリレーマラソンをペアで出場してみて、レース中にコミュニケーション取れないことの不便さはもちろん、お祭りのような待機時間のわちゃわちゃした楽しい空間を一人で過ごさないといけない点はちょっと寂しさも…。
しかし、絆は間違いなく深まるのでおすすめです!!
終わった後にプチ打ち上げをして「楽しかったね~」「いい練習になったね~」と振り返られるのも、3時間を二人で乗り越えた証。
ぜひ、夫婦、ラン友などとリレーマラソンをペア(2人)で参戦してみましょう!