大会レビュー

【大会レポート】おかやまマラソンに出場してきました!

おかやまマラソン2022に出走してきました!

地元(が近い)大会と言うこともあり、ずっと出たくて恋焦がれながらも2年連続で中止に。今年ようやく初戦で出走することができました。

帰りに食べた「ひるぜん焼きそば」と「ホルモンうどん」。どちらも岡山のB級グルメ!

ちょっと今回はいつもよりまじめにしっかりと!おかやまマラソンに出場したレビューをまとめてみたいと思います。

おかやまマラソンとは?

【画像参照】https://www.okayamamarathon.jp/

おかやまマラソンは、岡山県岡山市で開催される市民型マラソン。2015年に第一回大会が開催された、比較的歴史の浅い大会です。

岡山県などが主催となり、その他岡山県内の企業が協賛しています。「晴れの国おかやま」を約12,000人が快走します。

気になるおかやまマラソンのコースは?

コース【画像参照】https://www.okayamamarathon.jp/

コースは…こんな感じ。スピードコースと言われているけれど…?!小さな橋にある起伏たちが、苦しめる展開に。特に30km地点の岡南大橋は過酷でした!

道は全体的に広く、カーブも少なく走りやすいコースでした。

【体験談】おかやまマラソン出場レビュー

今回、はじめてのおかやまマラソン(2022)に出場しました。大会のレポートを個人的感想満載でまとめていますので、今後出場を検討されている方は参考にしてみてください!

おかやまマラソン前日受付

大学時代の大会や、就活の時によく来た場所…深い。

受付と参加賞の引き換えは、前日に岡山県総合グラウンドにておこなわれます。

新型コロナウィルスの対策で1週間前からの健康チェックが義務付けられているので要チェック!(ワクチンの接種証明など他必要項目があるので確認しましょう)

多くのボランティアスタッフさんのご協力もあり、とてもスムーズに待つこともなく完了しました。そして、「がんばってください!」などの声かけも嬉しくて、受付の段階でますます岡山が好きになりました。

エキスポの中では特にマルイの赤いロボットがしゃべったりしていて印象的でした。エキスポ内で一番欲しかったですが、購入できませんでした

エキスポでは岡山県内の企業の出展ブースがあり楽しめました。

ここで参加賞のTシャツを引き換えます

アシックスのブースは人気で、新シューズの試着に1時間待ちだとか!人気!

※ジェルなどの販売は無かったですが、道中のSTEPスポーツさんが路面店を出していたので購入できました。準備ギリギリタイプなので助かった…!(笑)

おかやまマラソン大会当日

おかやまマラソンのスタートは8時45分(前日受付で知りました…)

前日受付も同様に、岡山駅からスタート会場の岡山県総合グラウンドまでは結構歩くので、駅周辺に泊まっている人は余裕を持って出るようにしましょう。特に大会当日の朝は、人で渋滞しがちです。

体調チェックに問題がなければ、こんなバンドがもらえます

当日の朝に健康チェック及びバンドの受け取りがあるので、その時間も考えて出発しましょう。健康チェックも対応がスムーズでほぼ待つことなく進めました!感謝ですね。

番号ごとに手荷物預けテントがあります!

着替えて荷物を預けてスタートブロックへ。

トイレがたくさんあることも助かりました。

『晴れの国おかやま』ですが、この日の天気は朝から雨。雨が降るとやっぱり寒かったです、11月ですもんね…。気温が上がらない点ではマシだと自分に言い聞かせる。

8:45おかやまマラソン号砲!

【画像参照】山陽新聞公式Twitter

Sブロックから順番に並びスタート!私はSブロックだったので、かなり前からスタートできました。男性含めて速い選手が多いので、やっぱりいつも通り流れに身を任せて飛ばしすぎてしまう展開に。

朝のレースということとあまりアップができていなかったこともあり、序盤は息が上がりました。

ペースをキロ4分5秒くらいまで落としたいものの、なかなか調整ができずに焦りが募る。

キロ4分の集団に合流

7kmあたりで、PTCの女性ランナーが現れてめちゃくちゃきれいにキロ4分を刻む。

次第にそれは大きな集団になり、私もそれについていく(甘えてしまう)展開に。おかげで理想のペースに安定させることができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

10㎞過ぎると呼吸も整い楽に走れるようになってきました。

足がつらないように、2か所に1回は給水を摂ることも心がけました。

「マラソンレース中の足つり対策とは?原因からおすすめアイテムまで」の記事もチェック!

集団について行けたのは30㎞手前まで……

キロ4分のペースに30㎞くらいまでついていく予定が、30㎞手前で離れてしまう。ここで弱さが出てしまったなと感じます。

そこからはほとんどひとり旅になりがちでしたが、ペースを落としすぎないように粘りました。

30㎞に立ち向かう大きな橋

ソース画像を表示【画像参照】https://www.cmc-okayama.com/d45oono08.htm

30㎞の手前で、噂のやばい橋「岡南大橋」が登場!意識が朦朧として、しまなみ海道かと思いました(んなワケ)。

私の大好きな岡山出身、当大会のスペシャルアンバサダーの有森裕子さんが手前に登場。「がんばれー!!!」と声援を送ってくださいました。

そのエールを糧に坂をのぼるのぼる。坂の途中もたくさんの人に応援してもらえて、元気をもらう。

橋のダメージは大きい!足がつる!!

前の女性ランナーの背中が近づいた気がしたけどまた離れ、気づけばラップもダダ落ちに。

坂で体力を消耗してしまい、下り坂では今にも足がつりそうな状況でした。

もう足がつるのはミネラル不足云々ではなく、筋力不足だという課題を実感。普段の練習を薄底シューズでやっていて本番だけ厚底というのも問題かもしれない…(ゲイターも良くない気がしてきた)

以降は河川敷を走行。人を抜かすたびにエールを送る元気な男性ランナーさんとしばらく並走することで、こちらも元気を分けてもらいました。

今回摂取したジェルたち

今回はかつてない4本ものジェルを摂取しました!「どんだけカロリー摂るねん」って感じですが備忘録的に。

15㎞地点

【MEDALIST/メダリスト】 ENERGY GEL GRAPE & HONEY

メダリストのグレープ味は、マラソンはじめた時から愛用しています。とにかく美味い!もし私がカブトムシに生まれ変わるなら主食にしたいレベル。レースの前半に摂ることが多いです。

25㎞地点

【Mag-on/マグオン】エナジージェル

水溶性マグネシウムが含まれるマグオンは足つり防止に摂取しました。いろんな味があるので好きなものを選びましょう。比較的どのショップにも売っているので入手しやすい!

34㎞地点

【MAURTEN/モルテン】MAURTEN GEL100 CAF100

ここで登場するのがモルテン様!なんと1つ1,000円以上する高級食材(?)。東京マラソンでなんか効果あるかもと思い今回もおまじない的に摂取。やっぱりラップは上がるし足つりもマシになった(かも)ので、なんか効果あったかも。有名選手が称賛するだけある気がしている、1,000円も払っているからそう思いたい。

MAURTEN JAPAN公式 MAURTEN (モルテン) GEL100 CAF100 1袋

40㎞地点

【WINZONE/ウィンゾーン】エナジージェル

何かあった時用に用意していたWINEZONEのエナジージェルをラストで摂取!マグネシウムとカフェイン、クエン酸などが配合されており飲みやすかったです。製薬会社から販売されているので安心感も抜群ですね。

気合のラスト!

電光掲示板に名前と所属名が映し出されたのも嬉しかった!

足がつりはじめ、最後の2㎞手前までジェルを摂取しました。まだましになった気がする、いや、そう思わないとやってられない。ペースを上げたいのに上げづらく、葛藤するラストでした。

そしてスタジアムに入ってゴール!2時間53分25秒の自己ベストで女子総合5位に入賞できました!

馴染みのある岡山県総合グラウンドでゴールが切れたことがとても嬉しかったです。

おかやまマラソンの表彰式は豪華!

【画像参照】山陽新聞公式Twitter

今年は表彰式もあり、男女それぞれ1~8位までが表彰の対象に。こんなに大きな大会で表彰されたのは初めてでした。

副賞も、岡山のお米や果物、盾やデニムのかばんも頂けました。来年は招待選手として呼んで頂けるようです。

温かさをたくさん感じられたおかやまマラソンに来年も出たいです!

おかやまマラソンレース前の過ごし方

岡山駅周辺でバランス定食を食べるなら「さち福屋」に決まり!

ちょうど、レースの5日ほど前に引っ越しをしたものでして。(言い訳)

引っ越しでバタバタだし、思った以上に疲労やストレスがありましたがいい感じの気ばらしになった気もします。そんなレース前の過ごし方がこちら。

フルマラソンレースの2週間前

  • 土…10㎞ビルドアップ(4分10秒~3分45秒)+1,000m+200m
  • 日…15㎞ビルドアップ(5kmごとに4分20→10→00)※ラスト全力
  • 月…12㎞ジョグ
  • 火…1,200m×6本レぺ+1,000m全力
  • 水…13㎞ジョグ
  • 木…800m×12本(R=400m)
  • 金…オフ

2週間前は祝日もあり、まだ引っ越しにも追われていなかったので比較的練習を積めていました。ロング走などは疲労が残るのでやっていなかったものの、心拍と筋力が高められるようなメニューが実践できていたと思います。

その前の週のロケットマラソンの反省を活かして、マグネシウムとミネラルの摂取も日頃から心がけました…(の、はずなのに…なぜつるんだ。)

ただ、毎日飲み散らかしていました。これは否定できません。

フルマラソンレースの1週間前

  • 土…14.5kmジョグ
  • 日…8kmPR(4分/km)+WS
  • 月…8㎞ジョグ
  • 火…オフ
  • 水…4㎞PR?(4分18,13,3分48,4分??)+WS
  • 木…7kmちょいジョグ
  • 金…刺激3㎞(11分18秒)

この週は本格的に引っ越しがやばくなり、練習どころではありませんでした。疲れてしまい、刺激のタイミングなど含めていつもとは違う感じになってしまいました。

逆にそれが良かったのかどうかは分かりませんが、自分の身体と対話しながら練習内容を調整しました。

【結論】おかやまマラソンは温かみ溢れる大会だった!

今回おかやまマラソンに初めて出場をしてみて、温かみのある素晴らしい大会だと感じました。特に隣の広島県ではこうした都市型のマラソンレースもないので、中四国エリアを中心とした近県のランナーは注目する大会なのではないでしょうか。

ボランティアスタッフの皆様、沿道の応援など、素敵な要素がたくさんある大会でした!

ぜひ、ランナーのみなさまはおかやまマラソンも出場レースのひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。